【冷やし方で差が出る】ケガ予防・応急処置に効果的な「正しいアイシングの方法」

コンディショニング

こんにちは!

サッカー選手を現場でサポートしている「マツ」です^^

今回は普段選手に聞かれる「これはアイシングしたほうがいいですか?」や「どういうふうにアイシングしたらいいですか?」といったギモンにお答えできればと思います^^

意外と誤解されがちな「アイシング」について、正しいやり方とその理由を解説します

そもそも「アイシング」はなぜ必要?

スポーツ中の打撲や捻挫、オーバーユースなどのケガにおいて、最初の処置が回復の早さを大きく左右します

その第一歩となるのが「アイシング」です^^

目的は主に以下の3つ

1、炎症の抑制

血流を一時的に抑えて腫れを防ぎます

2、痛みの軽減

神経の伝達を遅らせて、痛みを和らげます

3、組織のダメージ拡大を防ぐ

二次的な細胞損傷を防止します

どんなケガにアイシングするべき?

✅️アイシングすべきケガ

・捻挫(足首・手首・膝・腰など)

・打撲

・肉離れ

・スポーツ直後の筋肉痛(クールダウン目的)

❌️アイシングしないほうが良い場合

・血行が悪い部位(末梢神経障害がある)

・慢性痛(冷やすより温めたほうが回復するケースあり)

・すでに冷えている患部や凍傷のリスクがある場合

冷やすなら「氷+少量の水」!

「冷やすなら、保冷剤や凍った氷をそのまま当てるのが一番」と思っていませんか?

実はそれ効率が悪くて危険なんです

最も効果的なアイシングは、「氷+少量の水」!

なぜ?

それは「融解熱」という科学的な仕組みによります

・氷が溶けるとき、体から多くの熱を奪う(=冷却力強い)

・少しの水があると皮膚に密着しやすく、ムラなく冷える

・冷凍庫のカチカチ氷だけだと、空気との隙間が多く冷えにくい

正しいアイシングのやり方

1、ビニール袋や氷嚢に氷と少量の水をいれる

2、空気を抜いて袋を閉じる

3、薄い布やアイシングラップを巻いて、患部に当てる

4、15〜20分を目安に冷やす(凍傷防止)

⚠️30分以上連続での冷却はNG!

凍傷や循環障害のリスクがあるので、「冷やしすぎ」に注意しましょう

まとめ

アイシングは、ただ冷たければいいというわけではありません

”「氷+少しの水で適切な時間冷やす」”ことが、最も効率的で安全な方法です^^

もしケガをしてしまったら是非試して下さい^^

その後、状態良くなかったら医療機関の受診もしっかりとおこなって下さい^^

「アイシングの早わかり表」作成しましたので、もしよろしければご利用ください^^

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