前回は【視る力】は集中力やアイ・コントロールが重要ということをお伝えさせていただきました
もし良ければ下記URLも読んでみてください
『ボールの落下地点がわかりにくい』、『ヘディングする際にか被ってしまう』
『自分とボールの位置』、『人との距離感を見誤ってしまう』等、ある方はビジョントレーニングを行うことで改善できるかもしれません
今回は実際にどのような眼の動きがあり、どのような眼の運動が良いのかをおつたえいたします
まずは自分の眼の状態を知るためにセルフチェックで確認してみてください
セルフチェック
チェックはいらないという方は読み飛ばしてください
① 新聞や雑誌を読む際、無意識に頭を動かしてしまいがちである
② 駅やホームで、少し離れた案内板を読むのに時間がかかる
③ 本を読む際、文字や行を飛ばして読み進めてしまうことがある
④ 会議中など、落ち着かなくてキョロキョロと視線を動かしてしまう
⑤ 書類を読むとき、見落としが多い
⑥ パソコンでのタイプミスが多い
⑦ 数字を読み書きする際、桁を間違えることが多い
⑧ 車の運転が下手である
⑨ 球技が苦手で、ボールをうまくキャッチできない
⑩ 封筒の宛名や書類など、手書きで文字を書くとき、頭を傾けて見がちである
⑪ 料理や手芸など、細かい作業は苦手だ
⑫ まばたきが多かったり、目を細めて見ることが多い
⑬ メガネやコンタクトレンズをしていても、文字が読みにくいことがある
⑭ ものを見る時頭を斜めにしてしまいがちである
⑮ 長時間集中して本を読むことが難しい
⑯ 人の顔を覚えるのが、どちらかといえば苦手なほうだ
⑰ 日常生活の中で、週を間違えてしまうことがよくある
⑱ 地図を見ながらでも、よく道を間違えてしまう
⑲ 部屋がいつも散らかっている
⑳ スケジュール管理が苦手だ
【①〜⑨に多くチェックが入った人】
眼球運動に軽度の問題があるかもしれないです
眼の動きが鈍くなっているため、見落としや読み飛ばしが多くなっているかもしれません
日常の細かな場面で不便が多いものの、重大なトラブルには至りにくいため、問題が認識しにくい側面があります
【⑩〜⑮に多くチェックが入った人】
両眼のチームワークが悪く、また調整力に問題を抱えている可能性があります
文字が二重に見えたり、遠くの文字をまっすぐ見ても読みづらかったり、サッカーの時や生活の随所で不便を感じていても、近視や乱視と混同して問題視せずにいるケースもありそうです
【⑯〜⑳に多くチェックが入った人】
視空間認知機能に問題があるかもしれません
学生時代には漢字や図形問題が苦手だったという人が多かったのではないでしょうか
視界に映る空間だけでなく、頭の中でイメージを整理する能力に欠けていることが、整理整頓やスケジュール管理に悪影響を及ぼすことがあります
苦手なポイントがわかったところで、具体的にどのような眼球運動が大切なのでしょうか
それらを説明します
集中力を高める3つの眼球運動
① 跳躍性眼球運動
対象物から対象物へ視点を飛ばす運動
例:人混みの中で目的の人物を探し出そうとするとき、次々に人の顔をチェックしいていく時
② 追従性眼球運動
ゆっくりと動いている対象物を眼で追う運動
例:飛んでいる虫を眼で追ったりする運動
③ 両眼のチームワーク
両方の眼を中央に寄せたり、左右に寄せたりして対象物に視点を合わせる働き
例:オフィスで、遠くの壁にかかった時計やカレンダーを見た後に、目の前にあるパソコンに視点を戻す時など、この時に両眼のチームワークが働いています
さらに、これら3つ以外にも大切な眼の働きがあります
それは【調整力】です
対象物にピントを合わせる働きがあります
参考資料:米国ビジョントレーナーが教える 眼を動かすだけ1分間超集中法
実践 ビジョントレーニング
実際の運動をしていくことが大切です
1分間でもビジョントレーニングを行うことで前頭葉の血流がアップしたり、脳がリラックスして良い脳波が出たりといった報告もあるようです
是非チャレンジしてください
まとめ
今回は、前回の続編で【視る力〜ビジョントレーニング〜】について書かさせていただきました
人は視覚から得る情報は多いと言われています
ビジョントレーニングの良さが皆さん生活の質を上げる一助になることと思いますので、是非トレーニングを継続させてください
ただ、なにか目の異常が続いていましたら、まずは眼科にて状態をみてもらうのはとても大切です
そこは気をつけていただき、トレーニングにのぞんでいただけると良いと思います‼️
最後になりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございます^^
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