視る力 ミスの原因は【視覚】にあった?!

コンディショニング

みなさん、こんな経験はないでしょうか?

『ボールの落下地点がわかりにくい』、『ヘディングする際にか被ってしまう』

『自分とボールの位置』、『人との距離感を見誤ってしまう』

このように【視る力】というのは至るところで影響を与えます

どうすれば【視る力】を上げていけるのか?!

前編といたしまして、概要に触れていきます^^

そもそも【視る力】とは何か?

単なる『視力』ではなく、視界に映った情報を正確に捉え、それを脳で迅速に処理することをいう

つまり、目を通したトータルな能力をさす

目の能力を考えてしまう時に『視力』という評価軸が多いと思いますが実は『視る力』も大切です

眼にとって外敵だらけの現代社会?

小さい画面を凝視することが増え、眼球の周りについている筋肉が固まってしまい、視る力の弱さがパフォーマンスを下げている可能性があります

参考図:米国トレーナーが教える眼を動かす1分間超集中法

集中力が続かない本当の理由は?

【視る】というのは集中力に大きく関わるところです。視覚は人間の重要なセンサーで【眼と脳】は深い関係にあります

人は視覚でものを捉えた際に脳の【視覚野】というところで処理をしています

その認識した情報に基づいて脳の前頭葉が指令を身体の各部位に送っているので、もし認識している視覚情報が不正確であると的確な行動をとりにくくなる可能性があります

例えば、段差が30cm先にあると認識して跨ごうとしているのに、実際には25cm先にあった場合つま先が段差に引っかかってしまうというトラブルが起こるかもしれません

このようなトラブルにも対応するために着目してほしいのが【アイ•コントロール】です

【アイ•コントロール】カギとなるのは両眼を寄せる力

両眼を寄せる力が弱いと何が起こるのか?

簡単にいうと『近くのもの』が見辛くなります

ではこれを簡単にチェックする方法です

寄り目チェック
①親指を立ててまっすぐ伸ばす
②親指の爪に焦点を合わせる
③焦点をあわせたまま両眼の間に向けて引き寄せる

この際に
①早々に親指が二重にみえる
②焦点がぼやける
③両眼の間から10cm以上離れたところでも目に負荷がかかる

以上の状態が一つでもあると、両眼を寄せる力が弱いかもしれません

参考図:米国トレーナーが教える眼を動かす1分間超集中法

【アイコントロールのために必要な眼の筋肉】

私たちの目は様々な筋肉で動いています

硝子体と呼ばれる球に角膜や水晶体といった、いわゆる『瞳』に相当する部位で構成されており、全体は強膜とい呼ばれる硬い膜で覆われています

カメラに例えると、レンズの部分に相当するのが『水晶体』です

そのレンズの調節を行うのが毛様体筋と呼ばれ、遠くのものを見るときは緩み、近くのものを見るとくは緊張して対象物に焦点を合わしています

それに加えて6つの筋肉で眼球を動かしています
①上斜筋
②下斜筋
③上直筋
④下直筋
⑤外直筋
⑥内直筋

それらで目の動きを制御しているのです

最後に

遠近のある写真を眺めて目の筋肉や脳をリラックスさせてあげてください

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参考写真:眼科医が作った貼るだけで目が良くなるすごい写真

今回は、『視る力』前編といたしまして目の構造や考え方に触れました

次回は実際にどうやって集中力を高めるための眼球運動をするのかを深掘りできればと思います

最後まで読んでいただきありがとうございます^^

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